The Last Detail

旅と治療の記録。

皮膚移植、する!と思う🤔

腫れてくるぶしが見えない

 

8/13(土)の朝に異常なほどの右脚の浮腫みと右脚のくるぶし周辺の腫れに気づくと同時に、起きてベッドからトイレに向かうのもやっとなほどの痛みで会社を休ませて頂いた。

病院に連絡しても土日は外来を受け付けていないし、行ったところで何もできないので、日を改めて週明けの8/15(月)に診察を受けました。疲労もあり脱水症状と診断され2時間ほど点滴を打ったのだが、肝心な浮腫みや激痛の原因は抗体検査(採血)だけではわからなかった。むしろ抗体の数値は正常で、最初は脚の感染系の病変を疑ったのだが異常が認められず、8/18(木)にMRIを撮影した。すると案の定、右脚の大腿部に再発が認められたのだが、今回は今までの病変と異なり、皮膚表面上にブワッと10ヶ所ほど肉腫が広がっていて、主治医が過去に見てきた類上皮肉腫の患者において皮膚表面上に、斑点のような形で広がっていくパターンは初見だそう。で、最悪、右脚の切断もあり得るから今後の治療方針について1週間考えさせて欲しいと主治医に言われ、「来週、結果を電話で伝えます」と言われて今日に至る。

 

もうね、この1週間は精神的に地獄でしたよ。ほんと。色々なことを考えた。結果的に義足に詳しくなったのと、身体障碍者の条件つき免許証に制度も少し詳しくなった。

 

昼過ぎに電話で主治医と話したんだけど、一度背骨や肺に転移してしまっている以上、右脚を切断しても根治は期待できないし肉体的、精神的な負担が大きすぎると言われ、皮膚移植を勧められた。まあ現実的な落とし所なのかもしれない。来週、病院で形成外科担当の先生と具体的な移植の内容について話し合う予定。恐らく10月に入院する形になると思う。

 

まだ、全てが確定した訳ではないのでハッキリとは言えない。しかし切断術に関しては「どれほど病状が悪化してもやるつもりはない」と今日、主治医に明言されたので安心した気持ちになる一方、色々と考えるところはある。

 

最初の癌発覚時に切断していれば、右脚以外への転移を防げたのかもしれない。

とはいっても「たられば論」ほど不毛な議論はないだろうし、実際のところ類上皮肉腫は切断をもってしても完全に再発を防げる病気ではないので、右脚を残そうと努力してくださった主治医を責めるのは間違いであろう。

 

この件については、進展があり次第、ブログで公表します。