明けましておめでとう。正月明けから有明がん研。
1/4から通院ですか?
またまたそんなご冗談を。
年末年始の休暇ぐらい最後までのんびりさせてくださいよ。
肉腫(癌)の原発が右脚の膝の辺りなのだが、昨年の夏頃から膝の裏側に潰瘍ができていて全く治らない。塗り薬を塗っても治らない。
さて、現在の私の治療体制は
・総合腫瘍科(現在の主治医。抗がん剤担当。めっちゃ親切。説明が丁寧。大好き。)
・整形外科(ステージ3時代の主治医。女医。マイペースな方。)
・頭頸科(放射線担当医師。副作用の説明やリスクの説明がわかりやすい。)
・呼吸器科(転移した肺担当。最近お会いしてない。)
となっているのだが、皮膚科の医師を紹介してくれるということで、今日行ってきた。
女性の綺麗な先生でした。ありがとう。
年明けから私の汚い潰瘍見させちゃって申し訳ない。
で、診てもらった。
整形の先生の話では「あ~、CTを見る限りその潰瘍が腫瘍の一部だと思うんだけどね~」と言われ、「そうですか(ほんとかよ)」と思っていたわけです。
で、皮膚科の先生に診てもらった。
・おそらく腫瘍ではない。
・だから手術の必要もない。
・おそらく何らかの感染症が原因。
・塗り薬と服用薬で外・内側両面から攻めていく。
ということで、年明け早々から手術の展開は免れました。
やったね!
で、その後に総合腫瘍の先生のところに言って、潰瘍に関して色々と話した。
昨年の年末に初めて麻薬の痛み止めを貰ったんだけど、めっちゃ効くんだよ。
飲めば15分くらいで効果が出始めて一時間は効く。
先生に「麻薬どれくらい使ってますか~?」って聞かれたから
「一日に2、3回くらいです」って答えた。
「一日に何度も麻薬飲んでるより、一錠飲んで12時間効果のある麻薬を朝夕服用して、現行で使ってる即効性の麻薬も併用していきましょう」ということで麻薬が2種類になった。
ロキソニンと併用で使っていく。
薬を避けるより、痛み止めの麻薬を使ってQOLを上げたほうが日常生活が楽ですからって先生に言われたけど、その通りだと思う。
ありがとう麻薬。
ありがとう大麻。
先生にさ、今の仕事について聞かれたのよ。
俺が今悩んでるのが「副作用と仕事」ってところで、自分の闘病によって職場に迷惑をかける訳にはいかない。けれど副作用を恐れて薬を飲まない訳にもいかない。仕事の内容が特殊なので、事故やトラブルは許されない。
先生も私の心の中を何となく察しておられるのか、仕事の詳細や、痛みの影響などについて色々と聞かれた。
健康な人はわからないかも知れないが、こうして色々と気を使ってくださる医師って患者の立場からしたらとても安心できるんだよね。理解して貰える、気にかけて貰える安心感っていうのは患者のメンタルに良い影響与える。
逆に仕事や日常への影響について余り聞かれることもなく、治療や投薬がどんどん進行してしまうのって不安しかない。
来週にまた病院行く。抗がん剤治療について進展があると良いな。
新たな臓器に転移する前に抗がん剤治療を始めたい。
その辺りについても、来週、先生と話してみよう。