The Last Detail

旅と治療の記録。

1/22〜1/26

1/22(水)

 

前日、手術の翌日であるにも関わらずリハビリを張り切りすぎてしまい、貧血を起こしてしまった。

よって今日は、リハビリ禁止(要するに歩くな)という絶対安静の指示。

 

「まじかよー」と思いながらも、ベットから起き上がれないのでどうしようもない。

お小水も尿道カテーテルが挿入されてるのでトイレに行く必要もないし、立ち上がる必要もないから困らないんだけど。

 

朝に採血があった。これは貧血の具体的な状況を調べるため、血液中のヘモグロビンやら赤血球を調べた。

 

午後、高校時代の友人のNがお見舞いにきてくれた。

作業着で、仕事をサボってきたとか。

彼らしい。

 

手術時にドレーンという血抜き、リンパ液を抜く為の管を右足の二箇所につけた。

転移部分のリンパ節は「リンパ節郭清」という手法で、リンパ管ごと転移してる部分を切除し、その部分の脂肪等も除去してがん細胞を切除するのだが、リンパ管を切除することで、リンパ液が行き場を失くして右足の太ももに溜まってしまう。そのため、右足が膨れ上がっているのが今の状況。これは治るのに1ヶ月は要するらしく、どうにもできない。このリンパ液や血液を含んだ水分を外に逃すためにドレーンという管を挿入して小さな500ccほどのタンクに貯めるのだが、これが術後はやはりすぐに溜まってしまう。手術の翌日がピークで、少しずつ減ってはいるのだが。痛みはない。

 

1/23 (木)

特に1日、なにもない。

ドレーンの排出量は少しずつ減っているが、右足の太ももは少しずつ腫れ上がっているような気がする。

午後、地元の幼馴染のOがお見舞いに来院。

 

1/24(金)

CT検査。

ずっと貧血気味のために検査をすることになった。

右足の患部に血腫がないか。

要するに手術の過程で右足太ももの動脈から枝のように伸びる血管を数本切り、塞いだのだが、その塞いだ部分が切れて血液が少しずつ溢れ、溜まっていないかをCTで検査するということだった。

 

昼間に妹がお見舞いに来院。

夕方に高校の友人のYとK・Nがお見舞いに来院。

よくも戸塚からわざわざお見舞いにきてくれた。

嬉しい。

 

この日から貧血も少しずつおさまり、朝の検診で、歩行器を使って院内を歩いてもよいという許可がおりた。

 

足のリンパ節の縫ったところに2箇所水泡(水ぶくれ)ができてしまい、絶対に潰さないように看護師に言われた。

 

1/25〜26 土日

本当はリハビリを始めたかったのだが、リハビリ科が土日お休みということで、特にやることもなく、Netflixを1日中みて終わった。本当にやることがない。

土日は外来健診もお休みなので、外来の1〜2階は人もいないし暗い。

変な雰囲気になっていた。

コンビニは営業しているので、ぱらぱらと人はいるのだが。。